便秘解消には、とりあえず毎日食べて出すものは出すという体になる、習慣を身につけることが大切です。
出さないクセがつくのは絶対避けたいです。またそれだけでなく水分もキチンと取り、仕事をしたり歩いたり運動も大切です。
なるべく便秘の原因となるものに早めに気づいて対策できればと思います。
そもそも便秘とは?
私たち人またその他生き物は、毎日排便をもよおすはずです。
あまり毎日できてないという人もあるかもしれませんが、その他の生き物ではありえないのでないかと思われます。人だけが毎日排便しないこともあるということです。
あなたは毎日のお通じが良い方ですか?排便できていますか?
公には3日3晩に渡って排便がなかった場合は便秘であると定義されています。また毎日お通じがあってもなんらかの出たりなさを感じている場合、それも便秘になります。
排便の周期については、良い周期は通常一日に一回だと言われますが、実情の周期は生活や習慣によって様々と人によりバラツキがかなりあるようです。
経験談ですが、一週間便秘になり便が出ないことで苦しく気持ち悪くなり、最後は嘔吐してしまったことがありました。なんと下から出ずに上から出たという経験です。
便が出ないということは、ほんとうにお腹も張りガスも溜まり大変です。便通が悪いと太る人もいます。とりあえず、毎日食べて出すという本来の習慣化を体にも教え身につけること、3日間出ない1週間で3回とか、普段から本人が便秘だという認識を持つことも大事です。
便秘の原因は?
便秘をおこすと腹痛だけでなく、さまざまな自覚症状が現れることがあります。
便秘がひどくなると吐き気を起こしたり腸内に便が残っている感じの残便感があり、腹部の膨満感などや下腹部の痛みを感じることも多々あります。
さらに悪化すると、食欲不振やめまいを起こすこともあります。
また、生活環境によるもの、職業によるもの、加齢によるものなど、便秘になりやすい人もいるようです。一般的には、これらのことは便秘の外的な原因と考えられています。
これらの原因はそれぞれ絡み合っていて複雑です。
便秘の種類と症状
便秘には、体に異常をきたす問題便秘と全く正常な便秘があります。
体に悪影響を与える問題便秘は、便秘が悪化するとやがて大腸がんに発展することもある恐ろしい病気です。また、腸自体の癒着や、直腸の腫瘍がガンになることもあります。ガンの症状としては、血便が出ることがあります。
軽い病気の例としてとしては、痔があります。便秘になると自然に便が硬い塊になって大きくなり肛門を圧迫するため、痔になる確率が高くなります。自分でも分かる痔の最も一般的な症状は、排便のときの肛門の痛みです。
また、頭痛、吐き気、めまい、不眠などの症状が出る「痙攣性便秘」も自覚症状があります。これは、腸の壁が痙攣して排便が困難になるものです。便は普通うさぎの糞のようなもので、排便時に腹痛を引き起こします。
このほか、まだ原因がわかっていない病気もあります。原因がわからない便秘を総称して「常習性便秘」といいます。常習性便秘の中には、普段から便を貯めていて自覚症状がない「弛緩性便秘」があります。この場合、大腸の運動機能の低下により便が腸内に停滞し、停滞時に便が水分を含んで硬くなり、排便しづらくなります。
この2種類の便秘は、それぞれ治療方法が異なるため、分けて治療する必要があります。
まとめ
便秘解消には、毎日の食事をきちんと摂り排便を促す習慣を身につけることが重要です。また、水分をしっかりと摂り適度な運動も必要です。
便秘の原因は機能性便秘と器質性便秘の2つに分けられ、その他にもホルモンバランスの乱れや食物繊維不足、精神的なストレスなどが挙げられます。
問題は便秘は大腸がんなどの病気に発展することがあり、痔やめまいなどの症状も現れることがあります。便秘の種類や症状には治療方法が異なるため、原因を正しく把握し適切な対策を取る必要があります。